今回は佐賀というローカル地域であっても、ホームページがあったほうが良いという事をまとめてみました。
まず、事業として会社の名前を有名にする必要があるような商売であれば、基本的には影響力、認知度というのは高い方がいいはずです。
逆に、継続した少ない人に高額で何かを買ってもらうという事で成立する人とか、今現在の60代以上の人だけがお客さんというように、ウェブやホームページと距離がある人や、ウェブで情報を伝える必要がない商売はおそらく今後も不要かもしれません。
ただし、それは今だからという事になります。
以下は総務省からの情報です。
インターネット利用率の推移
2019年のインターネット利用率(個人)は89.8%となっています。
これは、2021年のこの記事を書いている時にはもっと上がっていると言えます。
また、全年齢でスマートフォンを利用している人の割合が60%を超えています。
もちろんコチラの情報も、2021年にはもっと伸びていると言えます。
また、特筆すべきはパソコンではなく、スマートフォンでの利用が増えていること。
これは何を示すかと言うと、スマートフォンという手軽にネットにふれることができるツールが今後もますます年代関係なく広がっていくというわけです。
そしてコチラが、年代別、所得年収別のネット利用者の現状です。
とくに以下の所属世帯年収別グラグに注目です。
世帯年収が高いほど、ネットの利用率が高いというデータが出ています。
これは、商売相手として見るユーザーも高い世帯年収の人ほど、ネットを利用しているとある程度解釈できます。
佐賀県でのネット利用率平成24年(2012)時点
以下は総務省が出しているデータで2012年時点のデータという古いデータではありますが、この時点のデータでも佐賀県では、7割の個人がインターネットを利用しているとあります。
2021年現在ではおそらく9割は超えていると言えるのではないかと思います。
こちらも同様に平成24年(2012)時点のデータではありますが、インターネットをどういう目的で利用しているのか?というグラフです。
これらに関するデータの2021年8月時点での新しい情報も少しあとに表示しておきます。どのように変化したのかを見比べてみてください。
その中でも、事業者にとって大事なSNSの利用とブログの閲覧率と、商品サービスの購入などについてに赤枠をつけてみました。
※赤枠は=ウェブ活動をする時のターゲットになるため
このグラフを踏まえた上で以下のグラフを御覧ください。
先程赤枠をつけた所は、全部の年代での利用率が高いという事です。
また、緑の枠をご覧ください。これはホームページ等で情報を公開している人の全部の年代での割合です。これは逆に低くなっています。
これは何を示しているかと言うと、情報を公開しようとする人は2012年時点ではそこまで大きくないという事です。
この記事を書いている時が2021年なので、すでに9年も前になっているので、おそらくこの緑の枠の、ホームページウェブブログの開設、更新という割合はもっと高くなっているはずです。
このあとで令和2年時点のデータでのグラフも表示します。
そしてコチラが令和2年時点でのデータです。
ホームページやブログの閲覧や書き込み又は開設・更新についてがどの年代も利用目的として増えてきています。
また、以前にはそこまで無かった動画サイト共有サイトの利用というのも高い数値になっています。
この事からも、インターネットに触れている時間や内容が広くなり、またどの年代でも、その情報の取得元がインターネットを経由した何かからの情報という事になっています。
そして逆にテレビの視聴時間は逆にその分減っています。
この事から、何か商売や集客につながる情報を公開していくとして、紙媒体や、テレビ媒体はますます効果が減っていくと考えられます。
それは以下の令和元年の調査グラフでもそれを表しています。
わかりやすくグラフに赤枠などの編集を行なっています。
以下のグラフを見ると、
テレビメディアや新聞を見る時間が20代だけではなく、40代でも少なくなっています。
それと比例するかのように、同年代ではネット利用時間は増えています。
という事は、20代が30代になる頃、30代が40代になる頃には、テレビや新聞などの利用時間はますます少なくなって、今後インターネットでの利用時間が割合として相対的に大きくなっていくという事が強く予想されるわけです。
ここまでは、ネット利用者が増えるし、テレビや新聞、そして折込チラシなどは効果が減っていくだろうという為の情報をまとめさせていただきました。
ここからは、なるべく早く事業者はインターネットへの対策をしておいた方が良いという理由について述べていきます。
1年また1年と時間がたつにつれてネット利用者は増えていく
例えば、飲食店を運営していて、ホームページやSNSというネットでの情報配信をせずに1年過ごすのと
情報配信をした上で1年すごすのでは、反響や広告としての力、何かを伝えようとする力に大きな差が出てきます。
これは何がいいたいかと言うと、
商売というのは基本的に、なんらかの方法で来店してもらう、など集客が第一になります。
いくら美味しいお店でもその数が増えればお客の取り合いになってしまいます。
ここで言う第一というのは、味や接客などは今のお客様になる人は、良くて当たり前という視点になっている事です。
だから、それらを覗いて大事なのは集客が大事という意味で集客が第一という事としています。
商売のやり方や、キャッシュフローなどでも変わる部分はありますが、集客が出来ないことが一番状況としてはよくありません。
だから集客するという事への意識が低いお店から、認知度が下がっていきお客を奪われるという事が起きます。
そして客数が明らかにわかるくらいに減ってしまってからの対応は、時間もお金もかかってしまいます。
そして客数が減ったのが2年後だったとします。
その時には、すでに新しいライバルのお店ができていて、古いライバルがネットへの情報配信をして集客をしていたとしましょう。
そういう危機感はあって当たり前です。
そうした場合に、すでにライバルのお店は2年の内に大なり小なりネット上での認知度や影響力を持っているという事になります。
そうなった時に、あとから追い抜くというのは今ネット活動を行うよりもっとハードルは上がる事は間違いありません。
遅くなればなるほど壁は高く大きくなっていきます。
そしてその壁は、実はあなた自身のインターネットへの意識も大きく関わります。
インターネット上で伝える必要がある情報とは?
- 会社やお店の所在地
- 会社やお店の店内の広さなど
- サービスや売り物の内容
- あなたのお店でサービスを購入するメリット
- あなたのお店や会社の信頼性・安全性・親和性
- あなたのお店や会社の信頼性・安全性・親和性
- あなたの信頼性・安全性・親和性
こういった事を伝えていく必要があります。
これは、人の心理の大原則に近い所なので、別にホームページやネットを利用していなくても伝えるべき情報だと思います。
ですが、これを伝える為には、無駄にも思えるような情報の公開をとにかく伝えていくしか無いのです。
では、それをホームページやインターネット利用以外ですすめるとしたらどういう事になるでしょうか?
結局は以下のような事をしなければいけません。
- 直接会って営業
- ダイレクトメールを郵送する
- 折込チラシを入れる
- フリーペーパーに広告を入れる
- 来店してくれたお客さんに再来店を促す
- 来店してくれた人に紹介してもらう
この時に、お店の状況や広さを伝える時に何という言葉で伝えますか?
世の中には百聞は一見にしかずということわざがあります。
これは、百回聞くより、一回見たほうがより物事は伝わる、認識できるというような意味で使われます。
話して伝えてもその労力のほとんどはなかなか実に繋がりにくいと言えます。
ですがホームページやブログSNSなどは画像という伝える手段があります。
先程の、人力で地道な活動は、結局の所ホームページ作ろうと、ネット活動をする・しない関係なく行い続けていくしか無いのです。
その時に、例えばフリーペーパーに依頼するのであれば、2週間程度しか広告効果が無い事に、6万、12万などの大きな金額が必要になります。
ダイレクトメールも同じです。1通送るのに郵送料と、送るチラシを作る合算で1通あたり8円くらいかかったりしますが、それをどういう地域のどこに送るのかを決めて送ります。
最低でも、10,000件ほど送るとして、10,000✕8円=80,000円くらいかかります。
それで1件問い合わせがあればラッキーという所です。
もちろん、商品の単価や内容にもかわります。ラーメン屋さんの新規オープンなどのチラシであれば効果はあるでしょう。
ただし、1週間から長くて2週間程度の期間しか効果はありません。
仮にチラシを打つにしても、その余波を続けていくためにネットでユーザーをつなぎとめておくという事が必要とも言えるわけです。
余談になりますが、注文住宅や、不動産、マンションなどの折込やダイレクトメールが多いのは単価が大きく、数十万払っても、リターンが数百万あるからどこの不動産会社も行なっている対策だったりします。
このように、どちらにせよ、集客の為の活動は行わなければいけないのであればそれをネットに置き換えてもいいわけです。
場合によっては初期の内はネットと合わせてしればいいわけです。
簡単に言えばウェブ活動は集客活動
ホームページを作り、ブログ投稿をしてアクセスを集める。面白い記事が書けたらSNSで投稿する。
SNSから返事や反響があれば、それを数回繰り返してみる。
それでも反響が続けばもう暫く続けてみる。
そうやって続けていくについてれ、SNSフォロワーは増えていきますし、ホームページへのアクセスも増えていきます。
- 新しいメニューを作るのをSNSのフォロワーさんと進めていく。
- 新しい事業を展開する際にその過程の大変な所などをわかりやすく画像で公開して共感を集めていく。
- 仕事とは関係ない趣味を公開したら仕事に繋がった。
こういう事は、毎日行われています。
こういう情報の投稿の積み上げをしておくと、どういう事が起きるのかを説明します。
情報更新積み上げの効果としてわかりやすい事
例えばブログ記事を投稿すると、過去の記事というのが溜まっていくという事になりますよね?
そうすると、何かしらのグーグル検索などで検索した際に、
去年書いた記事、一昨年書いた記事へ偶然アクセスしてくる人がでてきます。
そうするとその記事を見て来店という事になれば、一昨年書いた記事の労力って覚えているでしょうか?
まず間違いなく覚えていません。
でもその覚えていないブログ記事がきっかけで来店者が発生するわけです。
仮にこれが塾だったとしましょう。
一昨年書いた記事が元で小学5年生の勉強の底上げを希望として国語・算数・理科・社会の4教科を週に3時間塾へ通うという事として、月の月謝が3万円の依頼があったとします。
それが、1年間通う事になった場合、3万円✕12ヶ月=360,000円となります。
では、そのきっかけとなったブログ記事がその360,000円のきっかけになったとしたら、ブログ記事を書き続ける必要性というのが出てきませんか?
もちろん、その記事だけが360,000円に直結したわけではありません。いろんなブログ記事の積み上げがあって、初めて該当した記事が検索順位で上位表示して閲覧に繋がり、仕事の依頼に繋がったということです。
ですが、例えば、そういった仕事の依頼への相談が週に1回発生するようになったらどうでしょうか?
年間に新規の売上を1,000,000円ネットを起点として発生させる事も可能になります。
また、塾や習い事、サブスクリプションの様に長く何かを継続するという事のサービスである場合は、その積み上げが、続いていくという事になります。
塾であれば、去年の入塾した生徒が今年も継続してくれるようになれば、積み上がっていく為にブログ記事が大事というのがわかるはずです。
そして、そういったホームページやブログを見て仕事の依頼をしてくれた場合に、納得行ってもらったり満足して頂けたりした場合、誰かを紹介してくれたりする確率がかなり上がります。
そしてブログ記事にもしあなたが登場していたら、このような事を言われます。
「初めてあった気がしない」
これほど、事業をしている事で楽な事はないはずです。
言い方を変えると、ある意味あなたのファンとも言えるかもしれません。
そして、先ほどの塾で弟さんや妹さんがいれば、塾を選ぶ際にお兄ちゃんが通っている塾になる可能性はほぼほぼ100%に近い感じで依頼されます。
他のお店やサービスでも同様です。
知人にすすめる、上司に勧める、部下にすすめる、社長に話す。お父さんに話す、お母さんに話す、親戚に話す、先輩に話す、後輩に話す。
これらの人は、会社やサービスを調べるために、予めホームページを見たりします。
人から紹介されたとしても、一応自分でホームページを見てみる人が多いというわけです。
また、ホームページを見たあとにブログなどもしっかり見る人も多いです。
だから、普段から、ブログ記事にどういう事を書いているのか?という事がとても大事になるわけです。
こうやって望む人への集客力を増やしてくのがホームページやウェブでの活動というわけです。
ですが、ここで1つ事業者側として不安になることが1つでてきます。
ネットとかしたこと無いけど…
という事です。
弊社ではそういった方へのサポートを何度も行なってきました。そしてその皆さんはウェブでの行動の意味を知って独自にすすめていく方ばかりです。
望んだ形の集客をするためのウェブ活動への不安はどうすればいい?
まずは基本的には、ホームページ自体を更新する前提で制作します。
情報を更新するということで、見栄えや見え方、そのブログ記事ページを見た人はどういう反応を示すのかを、予め想定して、ホームページを作ります。
もちろん、どういう事をまずはブログで書いたほうがいいですよ。という事も含めて打ち合わせなどを行います。
そして、実際に活動されていく中で1ヶ月は制作費用の中である程度一緒に状況を見て、二人三脚のような感じでサポートします。
そして、それ以降もサポートが欲しいという方は、どういうサポートが必要なのかを再度打ち合わせをして、サポートへの契約を行なっていくという事がほとんどになります。
ちなみにですが、ブログへの有効性ということについては以下の記事でも説明していますのでぜひお読みください。
それ以外の参考情報を以下のページにそれぞれ掲載していますので、ご覧ください。
サポートをしてきた事例
ホームページ制作事例
というわけで今回は、佐賀という地域でもホームページがあったほうがいいよという理由と理屈とその利点を説明させていただきました。
ホームページについての相談や、アドバイスが欲しいという企業様、個人様、または、商工会、商工会議所様などの団体様でもお気軽に連絡ください。
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