佐賀のミシュランガイド掲載の飲食店のホームページについていろいろ話してきました。
今回ホームページについて、よりアクティブにアクセスや集客をするということを考えられてあるということで打ち合わせに行ってきました。
ショップのお店さんはダ・ジーノさん。
オーナーの沖津さんは、テレビメディアであったり地元のイベントであったりなどで活躍されてあって、 SNS の投稿なども積極的に行っていらっしゃる方でした。
SNS の投稿だけを見ると、クールでかっこいいと言う見え方だなと感じていたところでした。
人によっては受け取り方にいろんな方がいるだろうなという印象を最初は持っていました。
今回ホームページの話に至る過程で、
これまでの経緯であったり、何故ピザのお店を開くようになったのか?
またどのようにしてミシュランガイドに掲載店にまで育て上げる事ができたのか?
ということもいろいろ話していただけました。
個人的にこのような会話を聞いて感じたのが、実にもったいないという風に感じました。
リアルなエピソードは人の共感を呼ぶ
なぜならば SNS の投稿であったりホームページやブログの投稿でですが、ダジーノの沖津さんへのイメージが、
かっこよくキラキラしていてて、 そういう点が人によっては鼻につくと思われる方もいるだろうなーと・・・
今回の私のように、どのように生きてこられてどのようにどん底に落ちて、 そこからどうやって這い上がり、ミシュランガイドに掲載されることになったのか?
この物語を聞いてSNSの投稿を見ると、見え方がガラッと変わります。
また、
ミシュランガイドに掲載されたという表面的な情報だけでピザを食べるのと、
共感が付加された状態で食べるというのでは大きく変わります。
これは味が変わるという意味ではなくて、心に訴えかけるという意味での味の感じ方が変わるという話です。
飲食店が心に訴えかけるというのは?
どういうこと?
思う方もいらっしゃるかもしれません。
人は、味や、価格や、お店の作りや、サービス内容など以外に、共感したお店の場合には、実際以上の味を感じたりする。
という事があります。
知人のお店だからとか、
お店の人の事を知っているであるとか・・
もしくは、
何かのきっかけで、お祝いなどの演出などをしてもらったとか・・
この様な事って、直接味に変化は無いはずです。
でも、そのような共感する事があった場合、そのお店については、こう思うはずです。
あのお店に行ってよかったね。
勿体ないなと思ったのは、そういう感情を持ってもらう為の、ウェブ上の情報がほとんど無かったからです。
飲食店がウェブで表現していくべき事
ちょっと踏み込んだ話にはなりますが、現在の日本各地の飲食店の料理の味や見せ方デザインなどは今後間違いなく平均化していきます。
どんなにすごい料理のお店でも、競合店のレベルが上がってくると、消費者はそれが普通というような感じになります。
現在いろんなところで出店されてあるラーメン屋さんというジャンルを例に例えてみましょう。
昭和の頃は、今出店されてるほとんどのラーメン屋さんのレベルの味を提供するお店はありませんでした。
だから味を追求すればお客様は増えるという話だったんですね。
ですが、今新しいラーメン屋さんが出店した場合に、まずくて食べられないというお店はあまりないはずです。
それはラーメン店を出店するということにおいて、味を追求するということに関してのハードルが下がったからです。
例えば
どこかの有名なお店の暖簾分けとして出店するということ。
ラーメンのお店を出店する際に卸元であったりいろんなところからの情報を得ようと思えば得ることができるようになりました。
また、ネットでも様々な情報を得る事ができます。
このような事がすべての飲食店のジャンルで起こっています。
では人気店になるということを目指すのであれば何が大事なのかということになります。
お店によってはそんなにオシャレじゃないのに繁盛店がある。
安いとか美味しいとかいうだけの判断では定義できない繁盛店があったりするわけです。
これから先の飲食店はなんであのお店って流行ってるんだろうな~
と、分からないけども繁盛している。
というお店を作ることが課題かもしれません。
ここで話を戻します。
ダジーノさんの沖津さんのエピソードというのは、
例えば、
食べる際においしい楽しいだけではなく、そこに食べに行く人たちの希望となるイメージを感じ取れる場所
という付加価値が得られるピザ屋さんと位置づけることができるかもしれません。
このようなエピソードというものを、 SNS で拡散するとどうなるかと言うと、
これまでのキラキラしてかっこよくてクールなイメージから
共感と言う感情が追加されます。
では共感という感情が追加された場合にどうなるか?
そのお店に行きたい。
そのお店で食べたい。
そのお店じゃないとだめ。
という様なことにつながりやすくなります。
オーナーの沖津さんの生き様というエピソードが、
お店へのトッピングであったり
料理のトッピングであったり
というような感じにするという話です。
そしてこのエピソードで、お店にトッピングにするという場合以外もあります。
例えば、お店で特別な対応をする事でお客様に共感を持ってもらう事もできるはずです。
何度も言いますが、
お客様に共感というものを感じてもらう何かをするというのがとても大事になってくるのではないかなと考えます。
そして
その共感を
ホームページや、ブログなどに公開して、SNS で拡散する。
ということが、集客・売上アップ・利益アップ・に関係してくると言えます。
もはや飲食店で、味がいい、見た目がいい、だけでは限界がすぐそこまで来ていると言わざるを得ません。
逆説的な言い方にはなりますが、あの味であの価格であのお店のデザインで、
なぜあのお店は繁盛しているんだろうというお店があったりします。
このページを読まれている方でも、
あーそういえばそういうお店あるなぁ
思っている方もいるのではないでしょうか。
今回の件は、ホームページのことについて、細かくどう集客するのか?
どういうことに注意すればいいのか?
ということをお話しさせていただいたのですが、
見た目や味、金額、といったところ以外で共感という感情を持ってもらえるようなウェブサイトを用意し、ソーシャルでの対応であったりということもサポートできればなぁと思っております。
また追加で情報があればお伝えいたしますね。
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