さて、2018年8月2日、あたりに起きた検索アルゴリズムの変更などから3週間くらい過ぎたのですが、みなさん検索順位どうでしたか?
上がる人も居れば下がる人も居る。
これは、検索順位が相対的に決まるものなので仕方がないとは思いますが、その検索順位が決まるプロセスをこういう感じではないか?という事を書いてみます。
サイトの構成はとても大事
これを言うと雑記ブログなど、ジャンルが様々な事を取り扱っている場合はどうなんだよ。
って感じに思う時もあるんですが、それは、拾い上げる記事がとがっていて、1軍レベルの記事が吐出している場合が多いのではないでしょうか?
おそらくですが、アクセスが上がり始めたのもどこか一つの記事がヒットしてそこからその記事の関連記事などの検索順位が上がって、少しづつアクセスが集まるという事だと思われます。
雑記として行ける場合は、それでも悪くはないのですが、そもそも雑記情報は入れにくいようなサイトもあるかとおもいます。
そうすると、ジャンル違い畑違いの記事は、なかなか書きにくいという事にもなります。
だからこそ、畑違いのジャンルも、どういう風に記事を書けば、ギリギリグレーゾーンとして見れるのかな?
という事を考えたりするのもサイト構成を考える一つになります。
雑記ブログの場合は、当たりそうな記事を量産していくというのが流れになるとおもいますが、ジャンルを決めた場合は、そうはいきません。
ジャンルの中に合う内容で、検索上位できて、アクセスがある記事を狙っていくという事になるため、雑記ブログよりはハードルが上がります。
だからこそ、サイトの構成をキチンと考えておかないといけません。
サイトの構成って何?
サイトの構成の大事さがなんとなくわかったけど、具体的にはどうすればいいのかな?
ってなると思います。
サイトの構成というのは、
- メインでアクセスを集めるときに、どういうキーワードを基準にするか?
- その基準のキーワードの関連キーワードや類似キーワードは何か?
- カテゴリとして区分するときに、どういう名前でカテゴリ化するのか?
- そして記事を書いていくためにどんな情報をどういう風にまとめて書くのか?
- その情報源はどこなのか?
- カテゴリなどで区分した記事に対して誘導するページはどうするのか?
- ちょっとずれますが、これらを誰がするのか?もすこし関連します。
メインでアクセスを集めるときに、どういうキーワードを基準にするか?
いわゆるメインのキーワードは何か?ですね。
雑記ブログならあまり関係ないですが、ジャンルを決めたサイトは必要です。
本で例えるなら、じゃらん、はジャンルを決めたサイト
週間文春などは、雑記ブログに近いですね。
週間文春でいくら本が売れるネタがあったとしても、じゃらんで同じことに触れたりはしません。
という事でメインのキーワードを決めましょう。
その基準のキーワードの関連キーワードや類似キーワードは何か?
平たく言えばサジェストで出てくるキーワードと、あとは運営しながら見えてくるキーワードなどです。
そしてこの関連キーワードは、時代やブーム、社会性などユーザーの意識が変わっていくにつれて少しづつ変化します。
最初は変化は無視して書いていてもいいですがそのうちアクセスを稼げなくなってくる記事が発生したり逆に、唐突にアクセスが発生したりするのもあります。
滞在時間などをみて、その記事が望まれて読まれているかどうか?などを考える必要があります。
物を買う時でも、旅に出るときも、何かを選ぶときも、どれが一番自分にとって有効なのかを調べる為にユーザーは様々なサイトの様々な情報をあつめます
そして、コレだ!
っていう時に問い合わせしたり、物を買ったり、行動を決めます。
その時に、いろんなサイトを見せたりしなくても、サイト内を見てもらえるように記事を用意しておいて、その記事を見たときに次にこの記事はどうですか?という感じで関連記事の表示が必要になるわけです。
たまに、記事の下に、関連する記事と書いてあって、関連するこれ?っていう記事が並んでいる場合ってありませんか?
そうならないようにする事が大事です。
カテゴリとして区分するときに、どういう名前でカテゴリ化するのか?
カテゴリというと、ブログシステムなどでいう、カテゴリページに分けるという事だと思われますがちょっと違います。
現在グーグルの検索順位というのはカテゴリページとよばれる記事ページの集合体に関しては、あまり評価しにくい環境があります。
なぜならば、カテゴリページをまじまじと読みふける人はあまりいないからです。
あくまで分類しているだけのページといえます。
この区分が細かく、しかもならんでいる記事の順番などもしっかりしていれば読みやすいので細かく分類した場合のカテゴリページは有効でしょう。
ただし、細かく分類していけばしていくほど、記事の集合体としてのボリュームが減ります。
リンク集と呼べるほどさえもない、情報量がすくないカテゴリになります。
1つしか存在しないようなカテゴリページをつくって、見るのは結局その中にある記事だけということでしたら、1つの記事を紹介するカテゴリページが必要でしょうか?
これから記事を増やしていくという考えは別として、細かく分類した結果1記事しかないようなカテゴリページはもはやカテゴリの目的を果たしていません。
カテゴリの考えとしては、システムによるカテゴライズではなく、書き手の意思がつたわる区分するためのページを用意しておいた方がいいです。
ブログ機能のカテゴリそのものは否定しません。必要であればまとめましょう。
ただし、そのカテゴリの考えを間違ってしまうと、検索順位の足を引っ張る事にもなりかねないのでご注意ください。
記事を書いていくためにどんな情報をどういう風にまとめて書くのか?
伝えたい基本のページは書いた。
あとは細かいキーワードで拾い上げていく記事を書くとした場合に指針となる情報源は何か?を考えたり調べておきましょう。
よくある情報源
- ツイッター
- フェイスブック
- インスタグラム
- 週刊誌
- 雑誌
- テレビ放送
これらを見て、基準となる情報現があると、記事を書くときに迷わずいけます。
逆にこういう情報源もなく記事を書いていくと途中で挫折しやすくなります。
カテゴリなどで区分した記事に対して誘導するページはどうするのか?
記事を書くときに、この記事は、こういう事を伝えたいな。
この記事は逆この記事を読んでほしいな。
という事はあるはずです。
例えばカレーという食べ物について書いていたとして、記事の最後に、車の記事へ誘導してもあまり意味が無いと思いますよね。
カレーという食べ物について、誘導するなら、食べ物やカレーが引き起こす悪い事、良い事などカレーを基準に発生することにあわせた記事や広告へ誘導しないと誘導できません。
サイトを運営したりする場合は、記事に対して誘導する記事ページをしっかりジャンル、属性というべきかもしれませんが、それを間違えると、たくさん記事を書いているのに効果が出ないなぁという事になります。
ちょっとずれますが、これらを誰がするのか?もすこし関連します。
ここまでの事を誰がするのか?はとても大事です。
- 意味も分からない新人従業員にさせるのか?
- それとも、会社の中を熟知した管理職がするのか?
- それとも、社長がするのか?
ここも、よく考えておきましょう。
検索経由のクリックかなり大事
グーグルは検索経由のクリックを評価していると考えられます。
今回のアルゴリズム変更では、この数か月単位なのか、期間はわかりませんが、検索経由のクリックでの評価のようなものを、削除したような動きになっています。
その証拠に
世の中に存在して検索キーワードがグーグルに認識されていたことが、消えてしまって、
ただ、該当するワードが、ひっかかるまったく関係ないジャンルのサイトの記事が上位表示されてしまっていたりします。
ですが、それにも負けずに正しく上位表示しているサイトも存在します。
運なのか、投稿期間なのかは、はっきりはしません。
ですが、キーワードとして検索結果が確立していたのにもかかわらず、100%関係ない記事がひっかかる状態になっていたという事は、アルゴリズムとしての記事の評価のしかたが変わったというのはあると思いますが、早く記事を書いて、長くグーグルに認識させておくという事が大事だという証拠として言えるかもしれません。
100%関係ない記事が残るのと同じ理屈で、自分のサイトの記事も残るように、たくさんの記事を書いておく
実際に、認識されていたキーワードが、認識されなくなって、2週間たった今そのキーワードを見てみると、正常な動きをしめしています。
ジャンル違いの100%キーワードとマッチしていない記事は、上位表示からは消えていきました。
ちなみに、ジャンル違いの100&キーワードとマッチしていない記事は、食べログのページでした。
おそらく、該当するキーワードが初めて世の中に出てきたけど、対象の記事が存在していないという状態になっていたが、食べログで引っ掛かっていた記事はグーグルのインデックス履歴の削除には該当しなかった。
しかし、ページの中に、キーワードが含まれていたため、ドメインのパワーで上位表示されたと思われます。
今回のアルゴリズムの変更や、過去インデックス評価を削除したような症状でも、食べログのドメインとしてのそれ以前の評価のパワーが上位表示された結果とも言えます。
これらを見て、思うのが、
- 記事の内容大事
- そして、SEOとしてのドメインのパワーも大事。
- 両方あると最高!
という事になります。
そしてその両方を獲得するためには、記事が多いほうが、有利に働きやすい
とも言えそうです。
ちなみに、記事が多くて有利に働いていない場合は記事のキーワードに対しての踏み込み方が浅く、読んでいてほしい内容が書かれていない場合ではないかと思われます。
検索経由のクリックからの滞在時間が大事
この滞在時間というのが大事というのは、グーグルで検索したときに検索履歴というのが、どのブラウザでも残ると思います。
検索結果からクリックした記事は、色が変わっていたりしますよね?
そして、欲しい情報が無かった場合に、検索結果に戻ってほかの記事をクリックする。
その時に、履歴として残った時間と、検索結果へもどって再度検索したときになんらかの機能で検索結果からあらたに検索するまでの時間を計っていると思われます。
結果的に、欲しい情報が書いてある記事やドメインは滞在時間が長くなります。
そうなると、グーグルが果たす検索エンジンとしての検索するならグーグルへという意識のユーザーが増えます。
逆にグーグルで検索してもいい情報無いよね。
と思われるとグーグルにとっては、良くないことになります。
なぜならグーグルのメインの売り上げはPPC広告などの広告業になるわけです。
という事は、グーグルで検索してもいい情報ないからグーグルじゃない何かで調べようとなると、グーグルを使って検索するというユーザーが減る事になります。
という事は、グーグルの検索結果を見る人が少なくなるという事は、グーグルへ広告費用をだして広告を見てくれる人も減るという事になります。
言い方は悪いですが、グーグルで自然検索からのアクセスを集めることができるというのは、グーグルにとってもなくなっては困るという事ともいえます。
だからこそ、検索結果からクリックされた記事や、ドメイン全体でみて離脱させない努力が必要という事です。
滞在時間に関してはこちらも参考にできます。
記事の中身が大事
もはや、前の項目で話した内容と似た感じになりますが、改めて言うと、情報としての価値は読む人にとって有効であるかどうかというのが一番だと思います。
その為にどういう情報が必要で何に注意して、何を考えたらいいのか?
という事も含めて記事で情報を書き出していくという事を続けていきましょう。
記事の中身についてはこちらを参考にどうぞ
最後に一番重要な事。
良い記事というのを最初から書くのはハードルが高いです。
ですが、いい記事を書こうとする意識というのだけは、少なくなってもいいですが、決して無くさないようにしてください。
いい記事を書こうとする意識が、少なくなるだけというのは、なれてきたころに、手の抜きどころなどが見えてくるのでそれはそれで構わないと思いますが、いい記事を書こうとする意識が完全になくなると、アクセスの変化に気づかなくなってしまいます。
その変化に気づくことなくだらだら書き続けて効果が出ないとなり、辞めてしまうという事になると、すべてが水の泡になってしまいます。
手を抜くことは、記事の価値が下がる事を理解したうえで手を抜くという事であれば構いません。
ですが、記事の量を増やすためだけに手を抜くと、過ちに気づいてそれを改善するまでに時間がかかってしまいます。
そうならないように、何度もいう様ですが、いい記事を書こうとする意識を完全に消さないようにだけはならないようにしましょう。
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