事業においてホームページというのは、基本的には1つの広告媒体ツールでしかありません。
何かについて相談できる状況や相談ができる相手を探している人へ向けてその人が、そういう話を待っていたんだよ。
という事を伝える事に尽きます。
そして伝えることをどの様な立ち位置で、どういう切り口で、話すのか?という事をよく考えることである人にはとくに心に刺さったり、ある人には全くささらないという事が起こりえます。
それは、その人が普段どういう生活をしていて、どういう課題や問題を抱えているのか?という状況でかわります。
猫が好きな人、犬が好きな人、両方が好きな人。
ペットというカテゴリでは関連します。
ですが、猫というカテゴリと、犬というカテゴリでは、関連しません。
当たり前ですが、猫は猫で、犬は犬だからです。
という事は、
猫に関するあらゆる物事は、全て猫というカテゴリの配下にあります。
逆に犬に関するあらゆる物事は、全て犬というカテゴリの配下にあります。
そして、世の中のあらゆる事には、全て見る人の思考から発生するカテゴリが存在します。
意外とこの考えは普段からの生活にとても密着しているはずなのに、マーケティングの視点が必要になるととたんに気づかなくなったりします。
ホームページを使って集客を行いたいと思った時に、ホームページを作りたい、ホームページを制作してもらいたい。
と、ここまでは素人の方でも考えます。
ですが、ここからが問題です。
ホームページは万能ではありません。
訴求した特定のカテゴリ(またはクラスタ)に合った人しか集客効果もでませんし、成約率も合った人にしか高くなりません。
だから、ホームページを作る際にどこのホームページ制作会社も依頼主に話を聞くんです。
飲食店であれば、料理のタイプ、美味しさ、値段、使っている具材、お店の履歴、オーナーの履歴、オーナーの技術、もっている資格の有無、お店の広さ、どういうお店の広さだから、どういう団体でも可能なのか?
などなど…
ここまでは、おそらくフリーランスのホームページ制作者でもどこの制作会社でも基本対応しているはずです。
ですが、それで作ってホームページから集客がわかるくらい来るようになったよという感じになっている飲食店はほとんど無いと思います。
なぜならば、
先程のカテゴリの考えによって集客キーワードが、食べログや、ヒトサラ、ホットペッパーグルメなどにグーグル検索結果を独占されているような状態だからです。
佐賀の飲食店ホームページというカテゴリ例
- 佐賀 ラーメン
- 佐賀 焼肉
- 佐賀 うどん
- 佐賀 ピザ
- 佐賀 居酒屋
といった感じで、地域+食べ物の種類で検索するユーザーが大半だからです。
これらのキーワードはほとんどSEO対策では食べログやヒトサラホットペッパーグルメなどには勝てません。
勝ちに行こうとするよりも別のキーワードからのアクセスを集めるという事に注力した方が良いです。
では、どういうカテゴリの考えでホームページを作れば、ユーザーはアクセスしてくれるのでしょうか?
そのヒントは、生活習慣、生活環境にあります。
思考や、生活パターンからでる、検索キーワードです。
個室で食べたいと考えるユーザー
例えば、
- 佐賀 ラーメン 個室
- 佐賀 焼肉 個室
- 佐賀 うどん 個室
- 佐賀 ピザ 個室
- 佐賀 居酒屋 個室
飲食の種類などは、わかりやすくする為に本来検索されないであろうジャンルもあえて含ませています。
考え方の1つとしてを理解していただくためです。
この場合、個室であってほしい場合は、あとでも書いていますが、デート目的であったり、家族水入らずで食事したいお店を探していたり、人によっては孤独を楽しむ為に個室を探す人も居たりします。
デート先に使える飲食店を探しているユーザー
例えば、
- 佐賀 ラーメン デート
- 佐賀 焼肉 デート
- 佐賀 うどん デート
- 佐賀 ピザ デート
- 佐賀 居酒屋 デート
こちらは、デートとしてはあまり考えにくい場合もありますが、ありえない事ではないはずです。
またデート先として使うという事は、デート相手との関係性をより良くするためというのが目的となるはずです。
だから、美味しかったねという評価になっても、そういうお店を選んだ側のデート相手からの評価が気になるわけです。
美味しかったとしても、デート相手が気に入らなければ意味がないのです。
その場合、お店の雰囲気や、オシャレ感、美味しいというのは当たり前となります。
だから、先程のパターンでの検索の場合、お店の内装や、お店の外観、料理の画像、座席の画像、テーブル席のデザイン、個室の有無といった事を調べるわけです。
目的が、デートを成功させるが目的になるからです。
家族で使える飲食店を探しているユーザー
例えば、
- 佐賀 ラーメン 家族
- 佐賀 焼肉 家族
- 佐賀 うどん 家族
- 佐賀 ピザ 家族
- 佐賀 居酒屋 家族
家族の場合家族構成によってもっと深堀りする場合もあります。
幼児がいるのか居ないのかでも大人の対応は変わります。
中学生や高校生でも男性か女性かで、食べる量も変わります。
食べる量が変わるという事は、金額にも影響してくるわけです。
ただ美味しいだけを求める人はそこまで居ない
- お店の位置
- 店内の作り
- お店のスタッフの対応力
- お店のナビゲーション
- お店のトイレの作り
- お店の座席の作り
- お店の個室の有無
- お店の明るさ
- お店の曲の有無
- 靴を脱ぐのか履いたままなのか
- 貸し切りができるかどうか
- 駐車場の停めやすさ
- 駐車場から店内までの移動距離
ここまでで、13項目もあります細かく出せばもっと出てくるはずです。
恐ろしい事に、ここまでで料理についての事は1つも出ていません。
だからホームページにはこれらのことについての情報をできる限り最初から伝えておく必要があります。
なぜならば、
事前にお店の事を調べていく人が多くなっているからです。
以下は、総務省がだしている属性別のインターネット利用率のグラフ画像です。
情報収集をされる人年代別のデータ
お店へ来店する時に前評判がよかったとしても、駐車場が停めづらく、トラブルになろうとしてしまったら、そのお店へも不満の矛先が向いてしまう可能性があります。
であれば、最初から停めにくいという事を伝えておいたほうがあとあとのトラブルになりにくくなります。
こういったネガティブな事はホームページ上に掲載しないようにしてある場合もありますが、得策ではありません。
なぜなら、
飲食店はグーグルマイビジネスという口コミツールで不特定多数から書き込まれるという宿命になっているからです。
もし、ホームページ上にしっかり駐車場についての注意やお詫びの言葉が書いてあれば、初めての人も注意して訪れる場合が多くなります。
仮にそういう場合で、駐車場対応のスタッフさんが居て笑顔で対応してくれれば、それだけでお店のイメージは上がります。
仮に、スタッフさんが居なかったとしても、事前に注意しておければ、こんなはずじゃなかったと感じる人は少なくなるはずです。
トラブルになる際は、予想と違った事に対してネガティブだった際は強い敵意となってお店の評価に繋がってしまうからです。
ネガティブな情報を隠そうとする意図は、少しでもお客さんを呼びたいという気持ちがそうさせるのだと思いますが、その気持はわかりますが、
目先の客数を追うと、後々の評価によって未来の客数を失う事になりかねません。
だから、ホームページには、ちゃんと書いておくまたは、駐車場の雰囲気がわかるような画像を用意しておくことが大事というわけです。
たったこれだけの事で起こり得るトラブルやクレームの一部を減らすことができるわけです。
このような人が感じる視点についてを考えてホームページを作らないと、見栄えだけかっこよくしたデザインだとしても、足りない情報があるようではホームページとしての情報を伝えるという媒体としては成立していない事になります。
人はお店に行くことで行ってよかったを期待している
だから、ネガティブな口コミばかりのお店には行きたがらない。
逆にポジティブな口コミの所は興味がある。
口コミは信用しないという人でも、見た場合心理的には口コミの影響を受けています。
そのために、ホームページがあれば大事ですし、グーグルマイビジネスなどの情報も大事です。
あなたのお店はウェブ上に適切な情報は掲載されてありますか?
ユーザーの視点に立った切り口の見せ方はありますか?
という所で今回はここまで。
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