ちょっと今回佐賀で、注文住宅を生業とされてある方から、ホームページでどうにかいい方法はないかと相談があったためその時に伝えたことをまとめてみました。
基本的にはどこの注文住宅のホームページもデザイン重視のようです。
アクセスを増やしたり、感情を高めたりするという事へのコンテンツが少ないように見えます。
その際に必要なのは例えば以下のような項目についての事をホームページ内に内包する必要があります。
注文住宅を依頼したい人を想像してブログ投稿!
なにはともあれコレがずれていると、完全に的外れになりますので、どういう人に対して何を伝えるのかをしっかり考える必要があります。
なぜかと言うと、二世帯住宅を考えている人に二世帯住宅以外の住宅を勧めても意味がありませんよね?
そしてこの事を言うと、
二世帯住宅の事をブログで書こうと思ってもそんなに記事数書けないよ?
と言われてたりします。
いえいえ、たくさん書こうと思えば書くことができるはずです。
注文住宅会社さんの対応範囲にはどれだけの県と市と町村がありますか?
同じ様な内容でも場所が違うだけでアクセスは増えますし、とても大事な考え方でなんです。
二世帯住宅についての事をブログ記事で書いたとしても、川に近い所なのか?町の中心部に近いのか?
学校が近いのか?またそれによって、売れる土地がどれくらいあるのか?という事も調べようと思えばある程度調べれると思います。
家の形状から世帯の内容を想像して誰に対してを決めてもいいですし、世帯の内容を想像してこれならこの住宅の形状の事としてブログを書こうでも良いわけです。
注文住宅の利益から考えればブログ記事はコスパ良すぎます!
例えば、200万円の利益につながる注文住宅の依頼があった際に、折込チラシだけではすべての良さは伝えられきれません。
また、注文住宅を建てたいと思った人にピンポイントで伝わる可能性を考えると、折込チラシなどは悪くはないですが、当たらない可能性が高いですよね?
それでも折込チラシを入れるというのは過去に当たったパターンがあるから等があるのではないでしょうか?
ただしこのようにも思っていませんか?
昔から比べるとチラシでの反応が悪くなってきている…
では、その折り込みチラシで例えばQRコードでホームページやホームページのブログを見てもらえたらどうでしょうか?
そこに、折り込みで訴えかけている事を深堀りしたり、横に広がったり、気になる所がしっかり書いてあったりしてあるページへ誘導出来たとしたら…
折り込みチラシの成約率も上がりそうだと思いませんか?
ではその根拠のいくつかを紹介します。
こちらはネット利用率とネット利用年代のグラフです。
総務省のホームページに掲載してあるデータです。
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252120.html
丁度注文住宅を買う傾向がある世代と世帯年収入でもネットで情報を探しているというのがよく分かるはずです。
またスマートフォンでの利用者が多いという事です。
これらは弊社がホームページを勧めたいからでっち上げた数字ではなく総務省が統計データとしてホームページで公開している情報です。
そして、この情報を聞いてうっすらと実はチラシだけでは厳しいと感じてきてありませんか?
それだけ、ユーザーが折込チラシだけの情報に惑わされなくなってきたというわけです。
ですが、逆に言えば、惑わすこともなく信頼してもらって安心感や信用または権威的な事を感じてもらえれさえすればなんだかんだで注文住宅の依頼につながると思いませんか?
納品する注文住宅に自信があるから折込チラシを入れて集客をしたいわけですから、その自信につながる技術や対応力や考え方、信念、施工事例、提案力といった事をしっかり伝えという事をしてしまえばいいのです。
そしてそのために、ウェブ上に情報を公開するために必要な基礎知識が必要になってきます。
注文住宅を依頼したい人が興味を持つきっかけのブログ記事を増やす
例えば注文住宅といえば、どういう感じで情報を探すでしょうか?
場所から探して土地の広さや、建築条件、家族構成によっては、学校の位置、駐車場の数はどれくらいとれそうなのか?という感じで場所からネットなどで探す場合。
もう一つは、土地の広さなどを基準として、場所はある程度広く考えて探す場合。
もっている土地から、対応できそうな地域の注文住宅を探す場合。
※特殊な構成の住宅でも対応できるかどうかも同時に調べる。
予算から対応できる注文住宅を調べたり、土地の物件や、建売などの物件をネットで調べて探す場合。
そして、それらを混合しながら考えてネットで情報を調べて探す場合。
要約すると以下のようになります。
基本的には、場所・金額・建築条件・家族構成等を起点に探す場合が多い
その際に検索するキーワードは大雑把に以下をベースとしたキーワードになる場合が多いです。
地域名 土地 広さ
地域名 土地 家族構成
地域名 土地 建築条件
広さも、平米を入力する人、坪数で入力する人 大まかな数字も入力する人など様々です。
家族構成も 家族構成を基準に今の子供の生活パターンなどを考えて、学校の近辺だったり、スーパーでの買い出しや、病院の有無なども、キーワードとして入力する人も少なくありません。
ブログ記事のタイトルに住宅の間取り形式等と市町村名等は入れた方がいい
だからこそブログ記事のタイトルに住宅の形式、例えば二世帯住宅、平屋、事務所兼任とか、店舗住宅とか、4LDK、3LDKなどの間取りなどを入れておく事で、
複合キーワードでの検索の結果で上位表示されるというわけです。
その時に、仮の話ですが、
佐賀市の伊勢町で100坪で平屋を探している人が居た場合、
- 佐賀 伊勢町 100坪 土地
- 佐賀 伊勢 80坪以上 土地
- 佐賀 伊勢 80坪以上 中古住宅
- 佐賀 伊勢 80坪以上 注文住宅
- 佐賀 伊勢 注文住宅
- 佐賀 伊勢 4LDK 注文住宅
- 佐賀 伊勢 5LDK 注文住宅
- 佐賀 伊勢 二世帯 注文住宅
他にも色々ありますが、上記のようなキーワードで検索される可能性が考えられます。
であれば、タイトルを付けるとするならばこんな感じ
佐賀伊勢町で4LDKの注文住宅を建てるなら●●に注意すれば失敗しません
佐賀伊勢町で4LDKの注文住宅を探している人にドンピシャで合っています。
この様な感じでブログ記事を書いていくわけです。
その際に、注文住宅の会社さんが得意な建築物や利益や受注しやすい事について注力すればいいだけです。
場所・人・予算・建築条件
この事についてブログ記事を書こうと思ったら、とんでもない数の記事が書けるはずです。
そうすれば、どこからか検索にひっかかって問い合わせが来たりしますし、折込チラシを入れる際にもそれだけの情報量があれば、信頼されやすくもなります。
基本的に注文住宅の会社さんで全国に展開されてなければ、対応できる地域に対してなどでブログ記事をたくさん書けば、それだけで、そのエリアの注文住宅会社よりもウェブ上での影響力は強くなれるはずです。
なぜならば、ホームページをビジュアルでしか表現できていない所がほとんどだからです。
人の行動は基本的には、思考から始まります。
感情的な行動も普段の思考がそうだからです。
だから、注文住宅を建てたいと思う人を想像すれば、ある程度はパターンが見えてくるはずです。
あとは、それを地域や、建築条件などと組み合わせてブログ記事を書けば良いわけです。
とはいっても、コピペで終わらせようとするのはNGですのでお気をつけください。
次からは、投稿のカテゴリについて説明します。
同じカテゴリとしてブログ記事を投稿
ブログ記事を読んだあとに出てくる関連したリンクというのがありますよね?カテゴリと関連記事はとても重要なんですよ。
よく注文住宅の会社さんのホームページで、大雑把なカテゴリを作ってそこにブログ記事を格納していたりしますが、あればあまり良くありません。
ホームページのブログ記事の機能として、関連記事の項目があります。
これは、アメブロでも、ライブドアブログでも存在する機能でとても重要な意味があります。
※そもそもホームページに関連記事が無い場合は、ブログの効力の3/1くらいは失っていると言えるほどです。
ホームページの設計にもよりますが、関連記事としての関連性の位置づけは、どのブログのカテゴリにチェックが入っているか?という事を基準にしてある場合が多いです。
例えばですが、二世帯住宅と普通の住宅をまとめて、建築事例としてそれぞれ記事を書いたとします。
その場合、関連記事には、二世帯住宅と普通の住宅も出てきます。
例えば、普通の住宅の記事を書いたとします。
すると以下のような感じになります。
ブログ記事のタイトル
ブログ記事内容
ブログ記事内容
ブログ記事内容
ブログ記事内容
ブログ記事内容
ブログ記事内容
ブログ記事内容
関連記事見出し
関連記事リンク二世帯住宅の記事
関連記事リンク一般住宅の記事
関連記事リンク二世帯住宅の記事
この時に、一般住宅の記事を読んでいるという事は、一般住宅に関して興味があったから読んだと仮定出来ます。
そうすると、関連記事に表示されている二世帯住宅の記事は読みたいと思うでしょうか?
関連記事見出し
関連記事リンク二世帯住宅の記事
関連記事リンク一般住宅の記事
関連記事リンク二世帯住宅の記事
基本的には二世帯住宅と一般住宅はそもそも作りも考え方も違うはずです。
一般の住宅を考えている方にとって二世帯住宅は興味が無いんです。
言い方を変えると、関連していないんですね。
でも、ホームページの機能で関連記事に出てきている。
これは、ブログ記事のカテゴリに大雑把にチェックを入れているからこうなる場合が多いです。
もし、貴方が営業マンだったとして、
一般住宅を求めている方に、これも関連している情報なんでよかったら見てくださいと、二世帯住宅のパンフを渡しますか?
渡しませんよね?
それをホームページの機能を正しく使えたりホームページの設計が甘いとそうなります。
では、関連記事の内容が関連していなかったらどうなるか?
せっかく1ページ記事を読んでもらったのに、次に別のページを開いてもらうというきっかけが減るという事です。
それは、ホームページ全体のSEO対策にもプラスになりません。
ちゃんと設計して正しいカテゴリを作って、記事に対したカテゴリをしっかりチェックをいれてあれば、その記事は次の記事を読んでもらうきっかけになれたのに…
こういった箇所を無視するとウェブからの集客力は上がりにくくなります。
基本的にはどのブログ記事もどれかの記事へのつなぎになるという事が成立するとすれば、これほどもったいないことは無いとも言えます。
注文住宅のホームページブログカテゴリはどうするべきか?
これは、書くブログ記事の数によります。
ブログを書いてくれるスタッフさんが居て、たくさんブログ記事を投稿できるのであれば、建築条件のカテゴリ、地域のカテゴリ、生活様式別のカテゴリと分けてもいいと思います。
あまりブログ記事を書く事ができない場合は、建築条件だけでも最低限はカテゴライズした方がいいかと思います。
ブログの内容は生活の不便解消などプラスの材料を伝える
ここまでで、注文住宅の会社がホームページを作る際のウェブ集客の概念や設計からその理由や意味について伝えてきました。
では、ブログの内容はどういう事を書くべきか?という事について簡単に紹介致します。
ブログの内容は端的に言えば、この物件に済むとこういう事の悩み事はなくなりますよ。
という事が基本になります。
ただかっこいい、ただ広い、ただキッチンがきれいというビジュアルについてだけではなく、合わせてだから●●で困る事も無くなります。
という書き方が良いです。
なぜならば、注文住宅に限ったことではないですが、金額が大きいので特に意識してほしいのですが、1つでも購入した事で得られるメリットは増やしてあげるという事が大事です。
誰かに買ったことを話すとしましょう。その時にマイナスポイントを突っ込まれたりしたくないわけです。
仮に誰かに話さなかったとしても、コレもプラスになった、あれもプラスになった、注文住宅でローンは支払わないといけなくなったけど、その選択には間違いは無かった!という意識を持ってもらう必要があるわけです。
だからこそ、ブログ記事を書く際には、何かしら不便の解消などのプラスになるという事を書いたほうがいいというわけです。
対応できるなら地震や水害・台風などへの災害への住宅建設の技術も伝える
これも、大きなプラスになる材料ですが、この事も注文住宅の会社として理論やデータや設計について語れるのであれば、書いておいた方がいいです。ただこのあたりは、注文住宅への依頼としての予算などによってもあると思いますので、ケースバイケースという感じでいいと思います。
書けないのに書いちゃったら嘘になりますからね。
最後に注文住宅会社としてのホームページデザインを考える
さて、最後になりましたが、ここまでの設計などを決めた上でデザインをどうするのか?という事を決める必要があります。
ただかっこいいデザインを見せるではなく、必要な情報をどういうふうに公開していくのか?も含めてデザインして上げる必要があるわけです。
中にはこういう設計はほぼほぼ無視してデザインのみで考えるホームページ制作会社もあります。
すでに注文住宅としての受注量がすごいという会社さんであれば、ビジュアル優先でも良いかと思います。
ですが、佐賀などの地域地域に根付いた事業を行われてある注文住宅の会社さんは、優先すべきはビジュアルではなくマーケティングとしてのウェブからの集客が先ではないかと考えます。
だから、最後にデザインが来るという話です。
デザインが不要というわけではありません。
ただし、注文住宅のデザインは、画像によってかっこいいホームページかそうでないかが、左右されやすい業界でもあるので、ある程度のデザインでも会社や事業の価値がさがるようなホームページにはなりにくかったりもします。
弊社のようなウェブ集客に関する事をメインとしているホームページ制作会社であればご相談は無料で行わせていただいていますので、注文住宅の会社さんで集客について悩まれていたらお気軽にご相談電話連絡ください。
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