先日、波佐見町であった、坪井さんという方のセミナーに行ってみました。
坪井さんのセミナーは心理面をご自身の人生を例にして説明されるのですが、これが面白い。
突き抜けている人はやっぱり面白いなと思いました。
同じ物に対して、人によっては共感をえて、人によっては無関心である。
どういう事かというと、世代や、学校、地域などで共感する事ってありますよね。
漫画なども、見ている世代とそうじゃない世代。
その共感という事をマーケティングに応用する事。
言葉にすると、簡単に聞こえますがわからない人は一生わからないような話でした。
まずは、その共感をマーケティングにする内容を紹介します。
キーワードや記事については、その後に記述しています。
共感については、記事を書くときのキーワードと親和性が高いので、読み飛ばされずに読んでいただければ幸いです。
物を物として売ろうとしても、大手に負ける。
負ける理由は、傘を傘として売っている。
品売(ひんばい)という事で、品そのものを売る。
だから、価格で負ける。
大手の予算に中小は勝てない!
傘の目的としては、雨除け、日よけあたりだと思います。
なので、それだけで売ろうとすると、売る品のスペックで大手の会社に負けてしまう。
商売をする人は、商(あきない)売(うる)という事。
商(あきない)売(うる)
これが、中小企業が出来ることで、大手ができない事。
だから、ここに集中する。
その場合は、傘に何かしらの付加イメージをつけて売るという事。
例としては、カラーリングや、デザインで、傘を差すだけで気持ちが明るくなりそうなデザインの傘。
気持ちを明るくしてくれる 傘
という事で話せたりします。
例えですけどね。
傘におもしろい文言が書かれてある傘だと、その傘で、誰かとの会話が弾む切っ掛けになるかもしれません。
そういった、体感を付加して売る。
体感をウェブでのマーケティング、いわゆるキーワード戦略に落とし込む
どういう事かというと、いわゆる商品を売る場合、商品のスペックで売ろうとするサイトはたくさんあります。
商品のスペックというのは、色、形、価格、重さ、サイズ、長さ、等々・・
商品を見て、カタログを見たらすぐわかる情報です。
これらは、すでに大手のサイトが抑えてしまっているキーワードです。
だから、そこに立ち向かおうと個人のブロガーさんや、中小企業が挑んでもはじき返されます。
戦闘機に、竹やりで応戦しようとする感じです。
ほぼ勝てません。
では、どうするか?
対象の人を想像する所から始めましょう。
ターゲットユーザーがどういう人かをリサーチする
そうすると、ユーザーによって、同じ商品でもとらえ方が変わります。
- 女性のとらえ方
- 男性のとらえ方
- 男子学生のとらえ方
- 女子学生のとらえ方
- 社長のとらえ方
- 結婚している男性
- 結婚している女性
- 彼女がいる男性
- 彼氏がいる男性
他にも細かく考えれば相当なユーザーが考えられます。
先ほどの例は、●●な誰々という2つの組み合わせの人です。
◇◇で〇〇に◆◆っている誰々
という所まで考えたら、いったい何パターンのユーザーが考えられるでしょうか?
そしてその何パターンのユーザーごとに、考え方や、意識が違います。
だから、その方達の考え方や意識をリサーチする事が大事なんです。
そしてそのユーザーごとの記事をそれぞれ書くとしたら、とてもたくさんの記事が必要になります。
しかも、ドンピシャな人がその記事を見たら、共感を得る事ができるんです。
極端な例ですが、
朝起きれなくて困っている、一人暮らしのOLが、夜寝つきが悪いのを、改善したい。
この人に、男性の改善方法を伝えて、OLの心に響くでしょうか?
また、口コミを掲載していたとして、その口コミが男性の口コミだったらそれを見て、OLの心に響くでしょうか?
響かないとは言いませんが、響きにくいというのは間違いないはずです。
逆に
朝起きれなくて困っている、一人暮らしのOLが、夜寝つきが悪いのを、改善したい時に、
- 朝起きれなくて困っている
- 一人暮らしのOLに対して
- 夜寝つきが悪いのを改善できる
と書いてあったら、OLは自分に関係しているかもしれない・・
という目線になります。
その目線で思っている事
そうそう私もそうなのよ・・・
という共感
記事の最初で、世代や、学校、地域などで共感するという事をお伝えしました。
という事は、
共感する言葉も微妙に違うんです。
分かろうともせずに、大雑把に誰にでも当てはまるような事を書いてしまうと、誰にも共感されません。
だからこそ、ターゲットを意識するんですね。
これっていわゆるペルソナと言われる仮想のお客さん像を想像する事とも言えます。
こうやって、一人一人にたいして記事を書けば、その記事が、少しづつアクセスを集めるようになります。
そして以外ですが、今のグーグルは、こういう事をたくさん書く事で、メーカーが抑えているようなキーワードも、少しづつ上位表示されやすくなったりもします。
まともにぶつかっていっても勝てませんが、戦略を練れば、勝てなくても負けないサイトやブログ記事を書く事ができるわけです。
たまに記事が書けないと相談を受けますが、記事が書けないというのは、ターゲットを決めることができていない。
または、ターゲットの概念が曖昧過ぎる。
と言えます。
坪井さんの話で、考え方が大きく間違っていなかった事を理解できた。
実は、サイトやブログを作る時の考え方や、ブログ記事を誰に向けて書けばいいのか?
ということを、ずっと考えていました。
そして、自分なりに、ある程度の法則を確立しました。
結局は、画面の向こう側に居るのは無機質なクローラーやロボットではなく、心を持った人であるという事は間違いなく、その為に、
画面の向こうに居る誰に、何を伝えるのか?
どんな表現が正しいのか?
を決めて記事を書くだけ。
結局は、手数が足りず、記事数が少ないと、大雑把な表現でものを売ろうとするしかなくなります。
でも、そうすると、大手に負ける。
価格も、スペックも、そして検索順位も。
だから、3語のキーワード、4語のキーワードで記事を書いていく。
例えるなら
オリンピックでいきなり金メダル(ビッグキーワード)を取りにいかない。
まずは、地方の小さな大会(3語、4語のキーワード)で優勝していく事を積み重ねる。
3キーワード、4キーワードのキーワード戦略で、記事の数をこなす事は必須
何度もいいますが、ウェブで集客するためには、小さな複合キーワードに対する記事をたくさん書いていくという事が大事と言えます。
そしてそのためには、ターゲットの事を細かく知る努力が必要です。
逆に言えばそれを知っている場合は、細かく記事をたくさん書けば、大手とは戦うチャンネルをずらす事ができます。
最後に
ウェブ戦略の一つとして記事を書く。
言葉にすれば簡単に見えます。
ですが、実は奥が深い事で、難しいし、社会性が変われば、書き方や書く事も変わります。
ブログというジャンルが、続く限りは、一生完璧に記事を書くというのは無いのかもしれません。
ですが、一歩一歩を積み重ねる事で、気づいていなかったたくさんのヒントを得る事ができます。
そしてそのヒントをさらに磨き上げて正解に近づけていくしか無いのだと思います。
個人的に、辛いときにいつも見る動画です。
よかったらご覧ください。
という事で、
しっかりリサーチして、コツコツ記事を書いて、大手が知らないお宝キーワードを見つけましょう。
ではまた。
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